木々が芽吹いて色鮮やかになる今日この頃。
皆さま、いかがお過ごしでしょうか。
季節の変わり目ですので、お身体お大事にお過ごしくださいませ。

【共生の法則　大切なことはすべて腸内細菌が教えてくれた】光岡知足
＜第1章　腸内細菌が教えてくれること＞
ー腸内細菌の研究はこうして始まったー
腸内細菌と食事の関係は、生き方が大事です。
食べ方の背後には、一人一人の生き方が広がっています。生き方の背後にはそれを支える考え方、
意識のあり方が控えているでしょう。
私は腸内細菌の研究をすることで、
腸という小さな宇宙と現実社会という大きな宇宙の繋がりを感じるようになりました。
人はどう生きればいいのか？何を求め、何のために生きるべきか？
最も大事にしてきたのは、良く生きるための考え方、哲学だったように思えるのです。
混沌とした世界の神羅万象を、
その形状や性質をふまえ一つの体系にまとめあげるところに分類学の面白さがあります。
世界中の人と一つの知識を共有し、深めていく土台が生まれるのです。
※「排除せずに、競争せずに、しなやかに強く」
腸内細菌に生涯を賭けた研究者が語る人生を発酵させる生き方の哲学を月に一回、
お届けしています。